法科大学院入試の勉強法

法科大学院の制度が始まってまだ日は浅いですが、その入試の勉強方法について、一般的な部分は固まってきつつあります。 ここでは、その勉強方法について記します。

必要な知識

基本的知識
法律の勉強では、知識より考えることが大切といわれますが、適性試験や法律科目試験では基本的知識が問われます。なぜなら、考えるのは基本的知識が前提にあるからです。

考える力
法曹の仕事は、人を説得する部分が大きいです。そのため、勉強をする上でも、論理的に考えることが大切になります。

バランス
法律の世界では、利害対立のバランスが大切になります。また、法律科目入試では、複数の受験科目があるので、偏りなく勉強するという点でもバランスが大切になります。

事務処理能力
試験では一定の時間の間に一定の形式で解く必要で、それがこなせるようにスピードを身につけることが重要となります。

理解

立法趣旨
法律の勉強をするにあたって、「何のために」「なぜ」という、部分を理解することが大切になります。

体系
個々の知識を身につけることだけでなく、その上位概念や下位概念との繋がりを押さえていくことで、すべてを丸暗記せずに勉強を進めていくことができます。

慣れ
問題を多く解くことで、パターンを身につけ、思考方法を学ぶことが大切になります。